推しが推しをガンガン口説いてくる小話 (その3)

推しが推しをガンガン口説いてくる小話 (その3)

 


(※会話文のみです)

*関西人は関西弁縛りあり。

*現実の方々とは無関係のフィクションの世界です。

*本文の無断複製・転載等行為を禁じます。

 


(case ひがさん)

 

「あっ、おったおった! まーなみ♪」

「恵梨香じゃん、おっつー」

「おつかれさん、今休憩中なん?」

「そうそう、今日は午前に社内講習会の指導講師をやってきたから偉いっしょ」

「さすがうちのまなみーやな、偉い偉い!」

「えへへっ、もっと褒めて頭撫でて〜」

「ヨシヨシ♪ 頑張り屋さんやし、スタイル抜群でかっこええし、前からずーっと憧れてるんよ」

「やだもう、褒めすぎだよ〜!」

「うち、あんたのええとこもっと知っとーよ…」

「わわっ恵梨香、腰に腕回してどうしたの?」

「まなみと離れたないなー思って…」

「もしかして誘ってる?」

「そう思うんならそうかもしれんわ…」

「あははっ、恵梨香の方が超カッコイイんだけど! 惚れてしまうじゃないの」

「惚れてうちのことだけ見てくれへんかな…」

「そうだなぁ…それじゃあ、わたしのどこがいいのかもう一つ教えてくれる?」

「一つに絞れんくらいあるから悩むけど…傍におったらめっちゃ楽しいし、あんたの雰囲気とか匂いが安心するというか、全部ひっくるめて好みやわ」

「うんうん、その言葉胸に響いてるよ、ありがとう」

「どういたしまして」

「そうねー、わたしも恵梨香の正直でビシッと物を言ってくれて、それでいて気遣いもきちんと忘れない人柄が好きよ」

「うちもまなみが好きやで〜」

「両想いだー」

「せやで、やから…今晩一緒に飲みに行かん?」

「もちろんOK!」

「飲んだ後まなみのお家まで行ってもええ?」

「おっ、うち来てお泊りするつもり?」

「あかんかったらかまへんけど…」

「いいに決まってるやーん!」

「あほ、そんなヘタクソな関西弁は全然ちゃうもん」

「そしたら個別指導で関西弁を教えてくれるのかなー」

「ええよ、今晩はみっちり教えたるし寝かさへんから覚悟しーや」

「あはっ、了解です」

「よっしゃ、まなみゲット〜♡」

「すっごいアプローチ力、恵梨香だったら社内の大半の女の子落とせそうよね」

「いやぁ、天海さんくらいにならんとそれは無理やと思うで」

「確かに、天海さんはバレンタインのチョコの数が物語ってるもんね」

「そうそう、まなみーも渡してる言うてたやん」

「あら〜よく覚えてますこと」

「まなみとの会話は一切忘れへんよ」

「やだもう、恵梨香〜愛してるよー!!ハグッ♡」

「うちも愛未のこと愛しとーよ!」

大好きな人には臆面もなく愛情表現をするひがさん。