平成ありがとう、令和の始まりSS 未解決商事の女子会2 ①

平成ありがとう、令和の始まりSS 未解決商事の女子会2 ①

 


*現実の方々とは無関係のフィクションの世界です。

*本文の無断複製・転載等行為を禁じます。

*今回も前回と同様にとだちゃん視点のお話になります。

 


改元が始まる前夜に未解決商事の女子メンバーは、比嘉行きつけのオシャレなダイニングバーに集まっていた。

年末年始集まっていたメンバーのうち、天海さんとスーさん(京香さん)と羊さんと新垣は予定が入っているため残念ながら不参加なのである。

新垣が今回不参加なのは、比嘉と波瑠ちゃんとの間に立ち入りたくないというのが一つの理由らしいが…何か他にもあるのかどうか尋ねても答えることはなかった。

比嘉と新垣とわたしの関係性は以前から殆ど変わりがないのですが、三人とそれぞれ関わる関係者との間に多少の変化があるということは、この機会に報告するだろうと予想している。

 


六人「かんぱーい!!!」

比嘉「あーーっうま〜♪ 休日のお酒もまた一段と美味しいよねー」

相武「愛未ちゃんは年中お酒うま〜って言うてるやん」

戸田「ひゃははっ、確かに毎回言うてるな」

波瑠「そうですね。それにこの前一緒に来た時なんて、お店のお酒を全種類制覇するぞ!(高い声)と言ってガブガブ飲まれたその後、いろいろあって大変だったんですよ〜」

相武「愛未ちゃんたらまた酔い潰れて後輩に迷惑掛けたの?」

比嘉「えっと…その…あの日は確か…」

波瑠「紗季先輩聞いてください。あの日酔った愛未先輩にお持ち帰りしてもらっちゃいまし…比嘉「わーーっ!お肉来たからみんなで食べよう、お持ち帰りしたいくらい美味しそうね〜〜」

戸田「あんた、波瑠ちゃんをお持ち帰りしたってホンマなん??」

 比嘉は、ここ最近はもっぱら波瑠ちゃんと遊びに行き、飲み歩いていると美月ちゃん情報で聞いてはいたが、そんなところまで関係が進んでいるとは思っておらず、まさに寝耳に水だった。

吉岡「えっえーっ!?お二方ってもうそこまで進展されてたんですか?!」

比嘉「波瑠ちゃんが頭クラクラするくらい可愛くてさ……あの日大々的に酔ったわたしは、我慢出来ませんでした…」

谷村「ぅぅ…比嘉さん波瑠ちゃんとシたんだ……波瑠ちゃんとえっちなことシたんだ……ハァ…(どよーん)」

戸田「美月ちゃんにはうちがおるから落ち込まんといて…美乳揉んで慰めてあげる…(ボソボソ)」

わたしは隣に座っていてショックで気落ちしている美月ちゃんの背中に腕を回し、誰にもバレないように柔らかな乳房をこっそりと包み込むように揉んだ。

谷村「…んんっ…えりかさんっ!! いきなり何するんですかーっ(ポカポカッ)」

戸田「イタタッ、照れてんの可愛いけど、背中ポカポカせんといてよ〜」

相武「恵梨香ちゃんの溺愛触り癖…また始まったんか…」

 美月ちゃんから背中をポカポカと叩かれて地味に痛かったが、彼女が本気でキレている時は眉間にしわを寄せて無言で怒りの圧力をかけてくるから、今は照れ隠しなんだとわかっているゆえに、ニヤケが止まらなくなってしまう。

 その様子を見て、わたし達のことをよく知る紗季ちゃんはうんざりとした表情をしている。

戸田「(紗季ちゃんいつもごめんね。それと、これからもうちらのこと温かく見守ってな〜!)」

 心の中だけだが、お願いしておいた。

吉岡「谷村さんは戸田さんとお付き合いされてるんですか?」

波瑠「吉岡は美月さんによくそういうこと質問できるなぁ…」

谷村「……吉岡さんから見て、うちら付き合ってると思う?」

波瑠ちゃんはあちゃーという表情で里帆ちゃんを見ており、美月ちゃんは目を細めて里帆ちゃんに対して試すような視線を送っている。

吉岡「えっと…付き合っているというようにも見えますが、遊ばれているような風にも見えるような…」

谷村「ん〜?里帆ちゃんさ、今なんて言ったのかなぁ?」

戸田・波瑠「(あの子、堂々と美月ちゃん(さん)の地雷踏みましたワー)」

相武「ははっ、そうそう! 里帆ちゃんは恋愛に疎いからようわからんのやって、なっ、そやな!」

 紗季ちゃんは慌てて里帆ちゃんのフォローをして、その隣に座っている比嘉は呑気な顔でフォークにローストビーフを一口分乗せて、正面の美月ちゃんにあーんしてきた。

比嘉「ねえねえ、このローストビーフ美味しいよ! はい、美月ちゃんもあーん♡」

谷村「あー…」

戸田「あーんもぐっ!」

そうはさせるかと阻んであげた。