寝起きが悪いあの子と二日酔いの面々と

寝起きが悪いあの子と二日酔いの面々と


年越し年明けSS 未解決商事の年末年始女子会 (おまけ+α)

 

*現実の方々とは無関係のフィクションの世界です。

*本文の無断複製・転載等行為を禁じます。

*短めですが、ほんのりと微エロ表現がある為、要注意

 


 四人を送り届けている間にお泊まり組は全員寝る準備を終えて就寝していたようだ。

 彼女たちの寝てる様子からキッチンまでを一通り確認し終えて、遅めの時間だがお風呂に入ることにした。

 

 洗顔して身体をゆっくり洗ってから髪を洗っていると突然背後の扉が開き、入って来た誰かを確認する間も無く抱き締められ唇を塞がれてキスを交わす。

 唇の感触と口内へと求めてくる舌を絡ませるだけでその人物の特定ができるとは、キスを交わす相手に慣れたものがあるのだろう。

 前髪と泡を拭いその人を確認するとドキッと胸が大きく高鳴るのだった。

「ぁ…ぐっすり眠ってたのに、起きたんだ…どうして来てくれたん?」

「シッ…皆さん起きてしまうから静かに…

……ねぇ恵梨香…わたしの体も洗ってくれる…?」

 妖艶に誘うような彼女にNOと言うはずもなく、わたしはこくんと頷きボディータオルを手にして泡立てると喉を鳴らして柔らかい体を洗っていく。

 ぷるんとしたその身に指が触れる度に、息が荒くなっていき抑えが効かないところまできている。

 彼女の美乳をボディータオル越しに揉んで洗い上げていく。

 気持ち良さそうに瞳を閉じて、悩ましげに甘さを含んだ吐息を漏らす姿に胸が早鐘を打つのを感じて、理性が途切れてしまいそうで耐えられそうにないわたしは…

「…ンンッ…ハァ…もう我慢できへん…直に触ってもいい…?」

「…いいよ、恵梨香の好きなように綺麗にしていいよ」

「…あぁああっ…ここ何年もずっと我慢してきたのに…止められんなっても知らんよ…」

「…うん、わたしもまた恵梨香が欲しくて我慢できなくなっちゃった…」

「…名前呼び捨てにしてくれるの嬉しい…! もっとたくさん呼んでくれる?」

「…恵梨香…えりか、二人で姫初めしよっ…わたしだけを見て感じて感じさせて欲しい…」

 恋人も、お泊まりで残っている親友と後輩の存在など全て忘れるかのように、わたしは彼女と求め合うことに没頭していったのだった。


 バスルームから出て勝手知ったる手つきでバスタオルを二枚取り一つ手渡すと、そちらも慣れた手つきでわたしの体を拭いてくれるので、身を任せて拭き取ってもらう。

 お返しとばかりに体を綺麗に拭き取って髪をわしゃわしゃ拭っていると、クシュンとくしゃみをする彼女と目が合って瞳で大丈夫かと確認したら、にんまりした顔でバスタオルを被って抱きついてくるのが可愛くて二人で一頻りはしゃいでしまうのだ。

 四セット敷いている一番端の布団に潜り、もう一度触れるだけの口づけを交わした彼女と身を寄せ合って眠りについた。


 朝方、毎度のことながら寝起きが非常に悪い彼女と、お泊まりメンバーの二日酔いとそのお世話に苦戦させられるとは、快眠中のわたしは知る由もないのである…

 

 

比嘉「うーんうーん…頭がズキズキいてぇ~」

戸田「まなみーは飲み過ぎ!」

新垣「メガネのトッティー可愛い!」

戸田「ありがとう♪ ていうかガッちゃん、まなみとくっついて寝てたん?」

新垣「だって愛未寝相が悪いから抱き枕が無いとあちこち動くんだもん」

比嘉「あったかい結衣の腕の中大好きーーっ…あだまいでぇ」

谷村「…ああ…うるさい…せんぱいやなかったらど突いたるのに…」

比嘉「ひぇえ、こわい…恵梨香なんとかして…うぅぅ胸ヤケやば…」

戸田「美月ちゃんもう起きなあかんから、はいっ、ぎゅーして機嫌直そうね」

谷村「…うーーっ、ぎゅーだけじゃイヤやもん…寝よう…」

戸田「こらこら、あかんて…相変わらず寝起き悪過ぎてホンマどないしよう」

吉岡「谷村さんのプライベートが意外にも暴れん坊とは知りませんでした…」

戸田「波瑠ちゃんには良く見せてるみたいやし、あの子は里帆ちゃんに良い先輩だって言ってそうやもんね」

谷村「暴れん坊とか失礼な子やなぁ…こうはいやからど突いてええよね…」

吉岡「ひぇえ、戸田さん助けてください~」

戸田「先輩も後輩もど突いたらダメ! ああっ急に視界が悪っ…」

新垣「トッティーのメガネ取ってぃー! じゃーん愛未どうかな?」

戸田「だあぁー、メガネ勝手に奪わんといて! しかもメガネ取ってぃーってなんやねん!!」

比嘉「結衣超可愛い!めちゃ似合ってるね~好き好き♡」

戸田「バカップルみたいなやり取りやめーい! はい、メガネ返してね」

谷村「恵梨香さん、ぎゅーしてキスしてもう一回シテくれたら起きますよ~」

戸田「もうシません! 目覚めてるならシャキッと起きる、さあっさあ」

四人「お布団暖かいから出たくない~~!!」

天海「恵梨香おはよう。こっちも二日酔いの中起きてるってのにダラシない子達ねぇ。恵梨香、掛け布団全部取り上げていくわよ」

戸田「天海さんおはようございます。りょーかいです! まずは端っこの美月ちゃん覚悟しーや!」

谷村「ああっ! 掛け布団バイバイ…さむ~い…恵梨香さん、早く早急にはぐしてください」

戸田「ほんましゃーない子やなぁ。美月ちゃんぎゅー、頬ちゅっ、暖かいね~これで起きれそう?」

谷村「うん、恵梨香さん分いっぱい頂きますね」

天海「あんたねー、朝から甘やかし過ぎでしょーが!! ほらっ、早く、起きなさい!」

三人「きゃー!こっちは全然甘くないよ~~!!」

 


おしまい。