ハーフタイムで仲良くなりましょ

ハーフタイムで仲良くなりましょ

年越し年明けSS 未解決商事の年末年始女子会 (小休憩中の小話)

(*ほぼ会話文のみです)


*現実の方々とは無関係のフィクションの世界です。

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*ダイニング

鈴木「どうも、こんばんは~鈴木でございます」

比嘉「こんばんは。初めまして、比嘉と申します」

吉岡「こんばんは。私、吉岡と申します。以後お見知り置きをお願い致します」

 只今のお時間は、ダイニングのテーブル席に指定した三人に座ってもらい、他のメンバーは部屋移動して別室でくつろぎ中なのである。

比嘉「ちょっと恵梨香、会社の初対面の人達みたいな会話になってるのは一体なぜなの?」

戸田「ざっと調べてみたら、この場に集まってる三人は直接会話を交わしていないというアバウトな調査結果が出たから、良い機会だと思って席を用意したの」

比嘉「アバウトな調査ねー」

鈴木「確かに二人は部署が違う部下だし、直接の繋がりが無かったから話してみたいと思っていたのよ」

比嘉「ありがとうございます。わたしは社内カフェをよく利用してて、里帆ちゃんと並んで一緒にスイーツを食べてたりするんだけどね」

戸田「二人ってそんなに仲良かったん!? 全く知らんかった…」

吉岡「仲が良いというか、新作スイーツの発売日は必ず一番乗りで食べたくてお店の前に行くと、大体は比嘉さんが一番に並んでますね」

鈴木「あそこのスイーツはお土産に持って行くと誰にでも喜ばれるくらい美味しいのよね~」

比嘉「会社説明会や企業合同説明会のイベント時とか学生向けの話題に出来るし、会社内の情報収集の一環で食べてるんですよ」

吉岡「情報収集の割には、わたしが一番乗りで待機していると、一番がよかったー!とジタバタ悔しがったりしてますよね」

戸田「一番乗りしたいただのスイーツ好きやん! まなみーの情報収集は口実か」

鈴木「あら、そういうのは結果的に役に立つ部分もあるならいいんじゃないかしら」

比嘉「ですよね! わかってくださる方がいて良かったー!」

吉岡「良かったですね、比嘉さん」

比嘉「うんうん」

戸田「空気がほんわかしてるお三人ですね…さすが京香さんがいると雰囲気が違いますわ。天海さんにも京香さんを見習って頂きたいものです」

 


*別室

天海「クシュン! クシュン!!」

波瑠「天海さん大丈夫ですか?」

相武「もしかして風邪でしょうか?」

天海「いや違う、大方、戸田がわたしの噂でもしてるんでしょうよ」

吉田「総務部の中だと一番仲が良い部下ですよねぇ、あたしも常日頃から噂されるくらい愛されてみたいですねっ(チラ見)」

相武「チータラ美味しいよね(受け流し)」

波瑠「チーカマも美味しいですよ」

新垣「(柿の種もぐもぐ…)」

天海「どうせ、鬼上司だのライオンだの言ってるのよ」

谷村「ライオンのお母さんとその娘ライオンか…うーん、白くまの親子にも見えますね」

天海「ちょっと誰がお母さんですって?」

谷村「母性愛を感じるという意味ですから~(ニコニコ)」

天海「そうよねー、母性愛も必要だよねぇ」

相武「美月ちゃんの切り返しが上手すぎる…」

波瑠「わたしは美月さんの真似は出来ないなぁ…」

新垣「もぐもぐ……スヤァ……(こてんっ)」

吉田「あら~来たの♪ ヨシヨシ結衣ちゃーん、お姉さんと一緒に寝ようね❤︎」

天海「羊ちゃんそれだけはやめて!(新垣はこっちの膝ね) わたしが戸田に本気で怒られちゃうから…」

谷村「天海さんの弱点は新垣さんと恵梨香さんに怒られることっと…メモメモ…」

天海「メモも取らない! 恵梨香ちゃん頼むから早く終わらせてよ~~!!」

 


*ダイニング

戸田「(向こうの部屋から天海さんの声…? まあええかな)」

鈴木「よかったら今度三人で社内カフェでお茶しませんか?」

比嘉「いいですねー、新作スイーツ発売日以外でしたらいつでも行きますよ」

吉岡「光栄です! 御二方、よければ連絡先を交換してくださいませんか?」

鈴木・比嘉「オーケー!」

(この三人は波瑠ちゃんと繋がりが濃いメンバーなのに、意外と話題にならないんやなぁ)

鈴木「・・・・(あ~コーヒー美味しい♪ 後で天海さんにどこの豆を使ってるか聞いてみよう)」

比嘉「・・・・(スイーツもいいけど飲みに連れて行ってもらえるといいなぁ♪)」

吉岡「・・・・(好きな食べ物は何ですか?とか、特技とか聞くべきなのかな…うーんうーん)」

戸田「皆さんそれぞれ思ってることを口に出さないと会話にならないと思うのですが…」

鈴木「・・・・(みんなの好きなコーヒー豆はどこ産?ってマニアックなことを聞いてもいいのかしら…?)」

比嘉「・・・・(鈴木次長に今度お酒を奢ってくださいなんて言えない…里帆ちゃんも絶対ドン引きするはずだし、恵梨香にもあかんあかん言われそう…)」

吉岡「…ぁぁ、あのう…皆さんの好きな飲み物は何でしょうか?」

 散々無言で悩んでそれなの!?と、わたしは笑いそうになってしまう。

鈴木「コーヒーが好きよ」

比嘉「お酒とアルコール全般かな」

吉岡「鈴木次長はコーヒーで、比嘉さんはアルコール全般っと…メモメモ…」

戸田「いや、コーヒーとお酒くらいならメモいらないよね? あと、まなみの脳内は少し遠慮しなさい!」

比嘉・吉岡「ひぇえ~恵梨香(戸田さん)が厳しーい」

鈴木「ふふっ天海さんの教育の賜物なのね、メモしておきましょう」

 その後もほんわかした雰囲気で会話を楽しんでいた三人の橋渡しの役に立っていたらいいなぁと思うのでした。