四国旅行のお供SSS (その1)

四国旅行のお供SSS (その1)

うどん (大澤木元)

「それじゃあ、名物うどんと肉うどんでお願いします」

「ちょっと」

「なんですか?」

「あんたどんだけ食べるわけ?」

「二品ですね」

「ここではね」

「大澤さんも二品ですよね」

「4店舗で二品よ」

「セルフで具材をてんこ盛り出来るお店もなかなかでした〜美味です」

「二品頼んで片方てんこ盛りで4店舗目ってさ、胃袋おかしくない?」

「うどんは別腹とか?」

「うどんはデザートじゃないからね」

「お腹に入れば結局全部一緒ですし」

「さっきは別腹だって言ってたのになんなの…」

「デザートも頼んでいいですか?」

「奢りじゃないならどうぞ」

「うどんだけ奢ってくれますよね、ごちそうさまです」

「勝手に決めないでよ、わたしはあんたの上司なのよ」

「わ~さすが管理職!大澤さんは理想の上司ですよ」

「こういう時だけ持ち上げられてもね…」

「大澤さんは理想の彼氏ですよ!」

「だー、誰が彼氏だっ!」

「あれ、違うんですか?」

「違うし、木元の女でしょ」

「・・・・」

「何で黙るの」

「…嬉しくて感激してたんです…」

「木元はわたしの女でもあるんだから、わかってる?」

「もちろんわかってます、大澤さんはわたしの彼氏で彼女ということで、ごちそうさまでした」

「ぁあ…わたしはうどんより、木元が食べたいわ…」

結局全部奢ってあげる優しい彼氏(だから違うでしょっ)彼女の大澤さんでした。