矢代は結局到着するまで寝続けてました

(随分遠くまで捜査しに来てしまったわね…)

「あなたが一緒に来てくださいと言ったのに、先輩を放ったまま寝ちゃうなんて…」

バスの車外は夕暮れ時の景色になり、たまにはサングラスを取ったまま車外を眺めているのもいいかもしれないと、理沙は思うのだった。

「せんぱい……いますか…?」

「ここにいるでしょ…ってなによ、寝言なの…?」

理沙はクスッと笑い、しょうがない子ね…と小さく呟くのでした。

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