山奥へきのこ狩りに⑴

山奥へきのこ狩りに⑴

 本日は、みゆきさんと山奥のもっと奥まで、きのこを狩りにやって来ました。
 ここに来た経緯を簡単に説明しますと、一昨日の夕食時に、お泊まりに来ていたみゆきさんときのこの話題で盛り上がり、この辺りではマツタケが手に入らないことを話すと、みゆきさんは自慢気にわたしと一緒だったら、マツタケくらいいくらでも見つけられるよ♪ とおっしゃるので、その話題に乗ってみることになったのです。

晴天に恵まれまして、本日はきのこ狩り日和ですね。
わたし、れいかちゃんが作って持ってきてくれた、お弁当の方が楽しみなの〜わふわふっ♪
うふふ、きのこよりお弁当なのですか?
だって〜れいかちゃんのお弁当初めてだし、こうやって誰かと仲良くお出かけするのことも、今までなかったから…うれしいの!
私も同じく嬉しく思いますよ。
そうなの? えへへ〜♪

 わたしの前を歩く、みゆきさんの尻尾に目線を落とすと、ブンブン小刻みに揺れているので、ご機嫌な様子が伝わってきています。

ふんふん…あっちの方角からイイ匂いがする!
あっちとは、もしかしてあの急勾配な斜面の方角ですか…?
うん、あの斜めのところをうねうね登っていけばいいんだよ。
は、はあ…マツタケまでの道のりは険しいですね…
れいかちゃんが落ちない様に、わたしが歩いて道を作るから、大丈夫っ☆

 軍手をつけた手を腰に当て、自信満々にニコニコしている狼女のみゆきさんです。