名前を呼んで(3)

名前を呼んで(3)
やよいちゃんは少し恥ずかしそうに、れいかお姉ちゃんの片手を取って繋ぎ、学校早く行かなくちゃと言って歩き出していました。それを追いかけるように、わたしも早歩きしますが、ちょっとずつ離されています。

待ってよ〜やよいちゃーん、れいかお姉ちゃん!!歩くの早いよー…
みゆき〜急がないと遅刻しますよー。
はぁはぁ、力が出ない…夏が近いから朝ご飯減らして、ダイエットしようと思ったのが悪かったのかも…待ってぇ…

わたしは立ち止まって息を整えていると、れいかお姉ちゃんがスタスタと歩いて引き返し、目の前で膝を曲げて屈みました。

さっ、おぶってあげますから早く背中に乗ってください。
そんないいよ、わたし重いし、学校までまだ距離があるんだよ。
鞄はやよいさんにお願いしていますから、どうぞ。
ホントに重いからね…よいしょ。
みゆきは重くないですよ。それより、小さな膨らみが背中に当たって嬉しいですし♡
お姉ちゃんのエッチ…///一人で歩けるから降ろして///
ダメです。

れいかちゃーん、また名前呼んでね。
はーい!やよいさんがすごく嬉しそうですね、思い切ってみて良かったです。
わたしもやよいちゃんも、れいかお姉ちゃんが大好きなんだよ。
ちょっと照れてしまうじゃないですか///


大好きだから、名前を呼んで欲しいんだよ…と思いながら、お姉ちゃんの背中にぎゅっと抱き付いて甘えるのでした。


終わり。