名前を呼んで⑴

名前を呼んで⑴

行ってきま〜す。
行ってきます…みゆき、あまりはしゃぐと転びますよ。
ふふふ、大丈夫!れいかお姉ちゃんは心配性なんだから。
だって、貴女はいつも何もないところでも転ぶじゃないですか。
そんなことな…ああっ!
みゆき!…大丈夫ですか?
うん///お姉ちゃんが抱きとめてくれたおかげで平気♪ ありがとう。
どう致しまして。みゆきをお護りするのも恋人兼姉である私の勤めですから、安心して腕の中でイッてくださいね♡
ちょっと〜朝から何言ってるの///早く起こしてよ〜〜///
学校へ行きたくなくなります…///
いいから行こうよ。

しゃがんだ姿勢で、頬を染めてうっとりしているれいかお姉ちゃんを立たせて、学校へと歩き出しました。
昨日学校でも転んだことや、授業中寝てしまった話をすると、頬を緩ませた顔で全部見ていましたと話すお姉ちゃんに、ドジな部分ばかり見られていて少し恥ずかしく思いました。
そこからしばらく歩くと、黄色のふわふわした髪型の女の子が見えてきました。

あっ!やよいちゃんが前歩いてるよ。
あらホントですね、声を掛けましょうか?
(毎回わたしが声掛けてるし、今回はお姉ちゃんに呼んでもらおう)
れいかお姉ちゃんが呼んだら喜ぶと思うよ〜
へっ?誰が呼んでも一緒じゃないんですか?
いいからいいから、呼んであげてみてよ。
よくわかりませんが、わかりました。