妖精アプリ(10)

妖精アプリ(10)
相方さんに聞いたら連絡するね、と返信してからもう既に、一週間も経過してしまった。
その間の、メッセージのやり取りは全く無くなってはおらず、会えるかどうかのお返事以外は普段通りにしていました。
しかし、いつまでも先延ばしするわけにもいかず、どうにか意を決して今晩、相方さんに聞いてみることにしました。

れいかちゃんあのう…
はい、何でしょう?
このハンバーグ美味しいね〜♪
うふふっありがとう♪
あ…あのですね…そのう…この…ハンバーグ……
ハンバーグ口に合わない?
違うの、ハンバーグは美味しいんだよ!そうじゃなくて…れいかちゃん怒らない…?
何を言おうとしているのかわからないのに、怒るか怒らないかなんて判断できませんよ。ですが、言ってくれない方が怒ることもあると言えます。
そうだよね…わかってる。れいかに隠し事したくないから言うよ。
はい…お願いします。

これ以上隠しておくことはできないと、わたしは自覚していました。
正直に話そうと心に誓った。

実は…スマホのゲームで仲良くしてくれてる人がいてね、フレンドさんというんだけど…
フレンドさんという名前の、外国人の方でしょうか?
えっと、フレンドさんというのは、わたしが今してるゲーム内での友達というか…友達と言っても現実で知ってる人もいるし、大半は知らない人が多くて。でも、友達の友達までしかフレンド申請ができない仕様になってるから…ここ迄で分かる?
つまり、みゆきの友達もしているし、その友達の関係者までゲーム内で知り合うことができる仕組みになっているのですね。
そう!さすがれいかちゃんだ〜♡
ふふっそれはよろしいのですが、そのフレンドさんと何かあるのですか?


れいかちゃんの顔は微笑んでいるように見えるんだけど、鋭い閃光が瞳から放たれている様な気がしていました。