山奥物語(仮)(12)

綺麗なんてそんな事は///…ぁぅぁぅ///今更ですが、他人(他ワンちゃん?)に裸を見られるのは初めてなんです…///
そうなの!わたしと一緒だね〜嬉しいなぁ!わふふっ♪
みゆきさんも初めてですか…?
うん、そうなの〜♪あっそうだ!

 突然、みゆきさんは浴槽からざぶんっと立ち上がり、お風呂から出て来て、私が座っている前方にお風呂椅子を置いて腰掛けました。目の前にみゆきさんの人間のツヤツヤした背中があり、視線を下に向けると水分を含んでぺたんと垂れ下がっている尻尾が見えました。

(犬耳と尻尾…今は手足は人間体なのね…色々と興味深いです)


れいかちゃんの持ってるスポンジで、背中ゴシゴシ洗って欲しいな。
えっ///そんな、お背中を洗うなんて私には…///


またまた不意に、悪魔と天使が舞い降りて、私に語り掛けてきました。

へぇ〜もうお風呂に一緒に入れる関係になったんだねぇ!すごーい♡
ワンちゃんは週に一度はお風呂に入れて洗ってあげましょうと、図書室の本で読んだことがあります〜
じゃあ…綺麗に洗ってあげて懐かせてペットにしちゃおうよ♪
ごほんっ、悪魔さんの言うことは聞いてはいけませんよ。天使のお導きによりますと、お二人の意思をきちんと把握し合うことが、同居生活への第一歩なので…

……ハッ?!同居生活とは言いましても、彼女には家族がいらっしゃいますし…


れいかちゃんどうかしたの〜?
…///な、何でもないんですよ!うふふふ///
れいかちゃんの他に誰かいるのかと思っちゃったー、わふふふっ。