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ホイミスライムと女戦士の旅物語(20)

わたしもみゆきさんみたいな優しい人間になりたいです…友達や家族や大切な仲間を守り支えられるようになりたいんです…
きっとなれるよ…れいかちゃんが大事に育てたトマトは、れいかちゃんの優しくて清らかな心が伝わる味がしたもん。その心を大切にしていたら、光り輝く女神様に認められて人間になれるはずだから…ねっ♪
みゆきさん…///はい、わたし頑張ります!のぞみさん、りんさん…いつの日かまた会える時まで…
それじゃあ、改めて出発だよー!
えいえいお〜っ!

一休みしていた大きな樹の下を抜けて、平原を歩き出しました。
(そういえば、みゆきさんが何の目的で、あの古井戸にやって来たのか聞いてませんね。今は大事な用件で動いていると言っていましたが…)

あの、みゆきさん…これからどちらまで行くのでしょうか?
あ!ごめん、何も話してなかったよね。
いえ、こちらこそ聞き忘れていましたので。
うん。実はね、今ハトランド国内で子供達が失踪する事件が起きてるらしくて、わたしはそれを解決する為に、情報を集めたり、事件に関わる犯人がいるなら突き止めるようにと王命を受けて動いてるんだよ。
ええっ!?子供達の失踪事件ですか…もしかして、古井戸の仮住まいでみゆきさんがお話しされていた、魔物の軍団が関わっているのでは!
う〜ん、まだ詳しい事は何も分かってないの…でも、れいかちゃんが直ぐにそう思ったんだったら、可能性は高いのかもしれないね。


前を見据えて歩くみゆきさんの表情は、真剣な戦士の顔に少し恐怖心が混じっているように見えます。