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ホイミスライムと女戦士の旅物語(19)

みゆきさんの胸はお固いですね…///
抱き着いてから胸元に手を置いてちょんと触ると、硬質な手ざわりが返ってきました。
そりゃあそうだよ、このピンクの鎧は固い革製のかわのよろいなんだ。最近は女性用の胸当てが出来て、耐衝撃性に優れた鎧も売り出されてるから、進化してるよねー。
なるほど、鎧を装備をされている重さで、ハシゴを上る時に汗をかいていらしたのですね…
うんうん、そうなの。だってれいかちゃんはこんなにフワフワ軽いんだもん!余裕で高い高いできちゃうよ〜♪
わーいわーい♪…ぁ///軽いからって、子供扱いしないでください!
えー、れいかちゃん楽しそうなのにね、ふふふっ。
もう、みゆきさんのいじわるさんです…///あっみゆきさんの腕に先ほど噛まれた痕の傷が!!
ああ、スライムベスさんに噛まれたところだね。
わたしを降ろしてしゃがんでください、早めに傷を治さないと、ううぅ…
泣かないで〜わたし、これくらいは痛くないよ。

みゆきさんにそっと降ろしてもらい、わたしはいそいそといつもの呪文を唱えた。
わ〜噛まれた痕が消えていってる、れいかちゃんスゴーイ♪
ホイミで回復した腕を見入ったり、上げ下げして状態を確認するみゆきさんの楽しそうな姿とは裏腹に、わたしは申し訳ない気持ちでいっぱいになっていました。

…ごめんなさい…わたしの友達がみゆきさんを攻撃して、こんな傷を負わせてしまうなんて…
あの子達はれいかちゃんのことが心配で、一生懸命になって戦ってたんだよ。わたしだって同じ立場だったら、攻撃してたと思うしさ。
ですが、みゆきさんは戦おうとなさらなかったではないですか。
れいかちゃんの大事な友達だと分かってるのに、倒すことなんて出来ないよ。れいかちゃんにもっと悲しい想いをさせちゃうもん…
みゆきさん…とても優しい人間さん…