ホイミスライムと女戦士の旅物語(14)

道なりに進み、角を曲がった所で前を進むみゆきさんが急に足を止めて、身を守るような体勢で前方を見据えていました。
みゆきさん…もしかして何かいるのですか?
…モンスターが現れたよ…
ぁ、はいぃ…

初めて聞いたみゆきさんの低めの真剣な声に、わたしはドキドキと緊張しつつも、持っている鞄の中から、慌ててフライパンを取り出して身構えました。

[スライムベスとキラースコップがあらわれた!]

スライムベスはメラをとなえた!
ええっ!いきなり呪文を唱えてきたよ…あちちっ!痛いっ
きゃー、みゆきさん!大丈夫ですか…?
う、うん…ちょっと腕に火がかすっただけだから平気だよ。
ほっ、よかったです…

ぴきーっ!ぴぴっ!(あんた!その子を離しなさい!)
も〜ぐ、もぐもぐ…(りんちゃ〜ん、危ないからやっぱりやめようよぉ…)
ぴききっ、ぴぃぴぃ?(友達が危険な目に遭わせられているのよ、のぞみは助けたくないの?)
もぐぐ…(わたしだってりんちゃんと同じ気持ちだよ…)

あ、あの子達は…!?