あなたとわたしの、初恋ハートはピンク色(18)

はい、本日の講義はここまでで終わります。それでは、先ほど説明したミニレポートを三日後の夕方17時まで締め切りで、私の研究室まで提出をお願いします。

青木教授の講義を半ば夢心地で聞いていたわたしは、黒板に書いてある文字をノートに写し忘れている事に気が付きました。

ああっ!?
どうした星空?
全然ノート取ってなかった…
はあ…お前、講義中ずっと黒板を見つめてたのに、手は動いてなかったんだな。
だって、青木先生が素敵なんだもん///いや〜ん、照れちゃうよ///(バシッバシッ)
あっイテテッこら、俺を叩いてんじゃねーよ…
ごめん、痛かった…?
い、痛くねぇけど///…ほら、ノート貸すから今日中に写して返せよ。
いいの?
おう。

豊島くんは、ほら早く受け取れという仕草でノートを渡してきたので、ありがとうと伝えると、じゃあ放課後この講義室前で待ってるからと言ってそそくさと出て行ってしまうのでした。
見送った後、豊島くんのノートを開くと、綺麗な字でスラスラと書かれていて、彼のぶっきらぼうな印象とは逆に、実際はきちんとしてるんだと驚きました。


それに比べてわたしは相変わらず…ダメダメ、気を取り直して。そうだ、昼前に青木先生の研究室に行ってみよう。

次の講義は、さっきみたいな失態をしないように、きちんとノートを取ると、授業時間終了と共に青木教授の研究室へと駆けていくのでした。
(青木先生いるかな〜えへへっ何だかよくわからないけど、早く声が聞きたくてソワソワしちゃう)