幼馴染とそうめん(おまけ)

流しそうめん機の下の受け皿に入った分が残っていることに気がついた私たちは、再び息を吹き返したように立ち上がると、そうめんつゆを入れた器を持ってニコニコするのでした。

その時、突然れいかちゃんの本棚がピカピカと光りだして、なんと思わぬ人達が現れたのです。

着いた〜れいかちゃんの部屋だね!
はい〜ああ!見てくださいみゆきさん。
何なに?わあ、すごーい!流しそうめんだ、美味しそう。
お腹が空いているので、ちょうどよかったです〜
れいかちゃんはいつもぺこぺこだよね?
あ、そうでしたね。
そうだ、挨拶しておかないと。こんにちは、わたしは悪魔のみゆきちゃんでーす♪
こんにちは、天使のれいかで〜ございます〜♪
うふふ、なおちゃんそうめん一丁お願いしま〜す。
ワクワクものです〜
…えっあ、はいはい。一丁いきまーす。
キャッチ!
わたしもキャッチです!
ズルズルッ
ズズッズズッ

なおちゃんが調子よく次々と流しては、お箸で掴んで食べていく二人に…
わたしとれいかちゃんは呆然とその光景を見つめたまま、固まって動けなくなっていました。

ご馳走様でした。
とても美味しかったです〜
幼馴染さん達、また今度うちに遊びに来てね。
悪魔と天使の特製わらび餅を作りますので、是非ともお待ちしております。
それじゃあ、バイバーイ×2


嵐の様にやってきた彼女達は、再び本棚から去って行くのでした。

あの子達も、みゆきとれいかって言ってたけど、まさか…おばけ…?!
はあ…あれだけたくさんあったそうめんが、もう空になってしまったではありませんか…
あうっあうっ…わたしまだ一口も食べてないのに、れいかちゃんお腹空いたよぉ。
みゆき、よければ、わたしのお顔をどうぞ。
あ〜ん♡って、食べれないから!

おしまい。