あなたとわたしの、初恋ハートはピンク色(17)

今日は朝から上機嫌、それは何故かと言うと…

あは〜(今日は天気も良いし、お昼ご飯は学食のテラス席で食べたいな♪もし叶うなら)青木先生と〜♡うふふ///
よう、隣いいか?
んあ、豊島くん!えとえと///いいよ。
どうも…星空、何かおまえにやけ過ぎじゃね?
えっそうかな…わたし変な顔してた?
変な顔は昔からだろ、なんてな。
はっぷっぷー!変な顔じゃないもん、むすーっ。
冗談だって、別に変じゃねーから。
変じゃないもん…

隣に座った豊島くんとは、あかねちゃんとやよいちゃんと同じく中学・高校・大学まで共に進学してきた学友です。中学の頃から冗談を言ってはからかわれてばかりで、ちょっといじわるだけど、根は優しい男の子だと思います。

ガチャッ…

青木教授、おはようございま〜す!
おはようございます。
先生、今日はメガネなんですね〜
はい、普段はコンタクトを入れてるんですが、今日は疲れ目で外してきているんです。
へぇー、メガネの先生も良いよねぇ。
ね〜、やっぱり憧れちゃう!
ありがとうございます…あっ…!

わたしが豊島くんと話している間に、青木教授が教室に入ってきて、最前列の席に座る女子学生と会話しているのが聞こえてきました。

青木教授に目を向けると、一瞬アワアワと動揺した素振りを見せてから、直ぐに唇をムニュッと引き締めるようにして真面目な表情になって私たち学生を見渡して、授業を開始しますと言って黒板に体を向けました。


(青木先生どうしたんだろう?一瞬すごく寂しそうな顔をしていた様に見えたけど…気になるよ)

1限目の授業だから先生も少し眠いのかな、と考えて、頭を授業モードに切り替えるのでした。

朝早くからの授業なのに、特別眠くなる事もなく、テンポ良く分かりやすい講義内容で、尚且つ透き通るような綺麗な声で授業を進める先生をうっとり顔で見つめて、時間が過ぎていきました。