あなたとわたしの、初恋ハートはピンク色(16)

そうして、授業も始まりようやく時間割を組み終えたわたしは、人も疎らになった教室の机にだらんと半身を置いて伸びていました。

ようやく時間割組み終わったんだね、お疲れ様さま。
うん、ちょっと疲れちゃったよ。
中学高校とは違って自分で組んでいかなあかんのも大変やなって思うな。
でも、取りたい授業を受けられるんだもん、ありがたいよね。
うふふ〜青木先生の授業もバッチリ組んでるし〜楽しくなりそうだあ。
あんた、毎日青木教授の研究室に相談しに行っとったんやって?
ええっ!なんでそれを知ってるの??
だってみゆきちゃん、お昼ごはん食べたら毎回満面の笑みでちょっと行ってくるね〜ルンタッタルンタッタ〜♪だもん、分かりやすすぎて微笑ましかったよね。
ニシシ、せやな。
うう///恥ずかしよぉ〜…

わたしの行動がそんなに分かりやすかったのかと、思い顔を隠して照れているところに、校内放送が流れてきました。


ピンポンパンポーン・・・本日、履修登録最終日です。受付終了時間は17時となっておりますので、まだの方はお早めに登録用紙を提出くださいませ。


おっ、あと三十分で受付締めみたいやな。
大丈夫、三人ともバッチリ提出してるよ…ってみゆきちゃん!?
ああぁあああ!!登録用紙まだ鞄の中だよ…忘れてたー!どうしようどうしよう。
あかん、早よ行ってき。
まだ三十分あるから間に合うよ、学生課に持って行ってね。
二人共ありがとう、ちょっと待っててね。


廊下を少し小走りで進み、つい先日覚えたばかりの学生課に入り、お願いしますと登録用紙を受付の方に渡しました。
わたしの他にも提出に来る学生が多かったので、直前まで悩む人も多いのだと分かりました。

ふぃ〜間に合ってよかったあ。…あっ///青木先生!
星空さん、こんにちは。学生課の前にいるという事は…
こんにちは。えへへっ、ギリギリになってしまったのですが、履修登録を無事に済ませました。
うふふ、お疲れ様でしたね。ですが、これからが授業の本番ですからしっかりと取り組んでくださいね。
はいっ…あ、あの、またよかったら研究室に授業で分からないところがあったら、行ってもいいでしょうか?
もちろん、お待ちしています。
ありがとうございます///じゃあ先生またね〜!
は〜い。


青木先生はふんわり優しい笑顔で見送ってくれて、わたしはウルトラハッピーな気分であかねちゃん達が待つ教室へと歩いて行きました。