ベッドメイクタイム

家具や寝具に睡眠時間があるのかと問われると、それについては生きとし生けるものならば当然存在するものだと答える。
かく言うわたしも住人が活動中は、ウトウトと夢の中へと旅立っていたりするのである。

週末の天気が良い日は、決まって朝から掃除機の音が聞こえてきます。
ブォーンブォーンと音を立ててわたしが置いてある室内を綺麗にしていました。


掃除機は掛けてくれているから…と、次はベッドシーツを交換しましょうね。

バサッとシーツを取り外した瞬間…
「キャー!れいかちゃんのエッチ〜!!」
今のは当然の事ながらわたしが発した声ではなく、先ほどまで掃除機をかけていた筈のもう一人の住人の声でした。
はぁ…そんな所で隠れて何をしているのです?
えへへっもしもベッドが喋ったらそう言うんじゃないかなって想像して言ってみたの。だって、ベッドシーツってお洋服みたいなものでしょ?

確かに言われてみたら、わたしは汚れないようにシーツという服を着せてもらっているんだね。今まで気がつかなかったけど、大好きな二人と共に生活しているんだという実感が湧いて嬉しく思った。

そのお洋服と二人分の洗濯物を今から洗うのはどなたでしょうね?
わたしのお嫁さんのれいかです!
よろしい、じゃあみゆきはこの洗ってある綺麗なシーツを着せておいてくださいね♡
らじゃー♡

バサッとシーツを着せてもらえたと思ったのもつかの間、ゴロンと横になったみゆきちゃんがわたしの上に寝転んでしまうのでした。

温かくて良い匂いがする〜!さすがれいかちゃんのお洗濯だなぁ…スヤスヤ…すき


数分後にれいかちゃんが戻ってきて、頬をムニ〜っとつねられて起こされるのになー…なんて思っても教えないベッドでした。