れいかちゃんに渡しておくのよ(前編)

それじゃあれいかちゃん、先に教室行ってるね。
はい、また後でお話しましょう。
うん!行ってきますの…ちゅっ♡
みゆきさんっ///はぅぅ、頬が熱いですよ〜…///


花壇の水やり中のれいかちゃんとの、朝のひと時の触れ合う時間を過ごしたわたしは、授業の準備の為先に教室へ行きます。
仲良く後片付けをして一緒に教室へ行けばいいって思うでしょ?わたしもそうしたいのは山々なんだけど、れいかちゃんみたいに要領良く準備が出来ないタイプなので、一足早く行くのが日課になっているのです。


そうして教室に着き、早速鞄の中身を確認しながら、今日必要な分の教科書とノートを出して机の中に入れていきます。
ハンカチも持っておこうと思い、鞄の中をゴソゴソ探っていると、見覚えのあるような忘れていたとあるビニール袋が出てきて、わたしは「ここ///これは!?」と思わず大きな声が漏れてしまいました。

何々?!とクラスメートから注目を集めてしまい、ゴメン何でもないから!と慌てて腕をブンブン振って誤魔化すと、クスクス笑い声が上がってすぐに個々それぞれに関心ごとが切り替わっていくのでした。

(あちゃー!危ない危ない…流石にこんな物を持ってきてるってバレたらクラス中の変な噂になってしまうよね…あかねちゃん達がまだ登校してなくて助かったよー///)

コレが何かというと…


〜回想〜
みゆき、れいかちゃんの下着も一緒にお洗濯しておいたから、ちゃんと渡しておくのよ。
お母さんありがとう!それにしても、れいかちゃんのブラとパンツって大人っぽくて素敵だよねー、わたしもこういうデザインが欲しいなぁ。
ふふっ、みゆきにはまだまだ早いと思うわよ。
ええーどうして〜?
みゆきさんはうさぎさんのプリントショーツが可愛いですねっと、れいかちゃんがこの前お泊まりした日の晩御飯後に食器洗いのお手伝いをしてくれた時に話していたの♪
そ、そんな話してたの///やだなぁ恥ずかしいよぉ、れいかちゃんたらもうっ///
いいじゃないの、お母さんもれいかちゃんとお話できて楽しかったわよ、クスクスッ。
はっぷっぷー///わたしは楽しくないも〜ん!
はいはい、妬かない妬かない。

〜回想終わり〜

(れいかちゃんにこっそり返さないと…今日の放課後までそっとしておかなくちゃ)
教室にはまだ愛しい彼女は到着していなくて、少しホッとしていました。