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おかあさんのお膝の上で

どうしても欲しかったおもちゃを諦められずにいる双子のお姉ちゃんは、お母さんにおねだりすることにしました。


おかあさんあのね〜
うん?どうしたの悠華?
うー…むー…
あはは、はい、お膝の上においで。
うーん、よいしょっ。
お母さん今お仕事中だから、お手ては膝の上に置いとくんだよ。
はーい。

みゆきお母さんは絵本のお仕事中で、今お話の原稿を書いているところである。双子ちゃん達は時々こうやって、お膝の上に乗せてもらって甘えるのでした。


おかあさんは、小さなころおもちゃをおねだりしたことある?
わたしの子供の頃かぁ、そうだなぁ…お母さんのお母さんはどうしても欲しい物があると言ったら買ってくれたかな。一人娘だったから周りの人たちより少し余裕があったんだろうね。
そうなんだね。
でも、絵本や童話以外でぬいぐるみとかおもちゃはおねだりする前にお父さんが、みゆきはこれ欲しかっただろ?って言って買って来てくれたんだ。
おじいちゃんすごいね。
うん、その流れで孫にも甘々だから、お母さんとれいかちゃんにあまり買わないようにと釘刺されてるもんね…わたしも同じくだけど。
そっかぁ…じゃあだめかな。
それで、悠華の欲しいおもちゃってなあに?
えっ!わたしまだおねだりしてないよ…
ふふっ、はるちゃんのお母さんだもん、おねだりしに来たってすぐに分かるよ。
さすがおかあさんだー、あのね、わたしの欲しいおもちゃは…


その後、ゆっくりお話しておねだりした結果、れいかお母様に相談してみるから待っててねという結論になりました。