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あなたとわたしの、初恋ハートはピンク色(13)

青木教授が鍵を開けて研究室の中に続いて入室し見渡すと、書籍が大量に積まれている本棚と部屋の中央にデスクと椅子が六つ囲んで並んでいるのが見えました。

(研究室って広いんだね…奥にあるデスクと座り心地が良さそうなレザーチェアに青木教授が座ってるのかな?それにソファーもあるから応接用とか?)

星空さん、どうぞソファーに座って寛いでいてくださいね。
は、はい…失礼します!


青木教授は外で着ていたカーディガンを脱いでハンガーに通してフックに掛けると、テキパキと動いてお茶を入れてわたしが座るソファーの前のガラステーブルに置きました。

冷たいお茶ですが、よろしかったらどうぞ召し上がってください。
ありがとうございます。ではお言葉に甘えて頂きます……わぁ〜美味しいお茶だあ♪
ふふっお気に召した様でよかったです。
あ、あの、青木教授…///(なんか顔が近いような///)
はい、どうかされましたか?

ソファーに並んで座り、青木先生はわたしの顔が間近で見える様に背に腕を広げて密着してきていました。


ドキドキ…

先生の顔が少し近いと言いますか…恥ずかしくて照れてしまうのですが…///
ぇ、あっ!ご、ごめんなさい///星空さんがここに来てくださって嬉しさのあまり、近寄って見つめてしまいました///嫌でしたよね…?
あの、決して嫌だったわけではないんです!青木先生が綺麗だから、その、近いと緊張してしまうんです///
緊張してしまうのですか?
はい、先生はこんなドジなわたしにも優しくて魅力的な人なので…って、何でもないです!


青木先生の前でブンブンと左右に腕を振って何でもないと誤魔化し、本題に入るため慌てて鞄からシラバスを取り出してページをめくっていました。