れいかちゃんと花壇にて(後編)

ブチッブチッと気分良く雑草を抜きながら次に抜く予定である隣の雑草付近を見ると、何とも恐ろしい数のなめくじがウヨウヨ動いているではありませんか。
なおちゃんだったら即気絶すると思われる大群を見ると、わたしでもこの数はさすがに気持ち悪いと思ってしまい、いそいそと逃げ出してれいかちゃんの背中に縋って震えて泣いていました。


れいかちゃ〜ん…うぇっ…グズン…
みゆきさん!…どうして泣いているのですか?
ごめんね、花壇にいっぱいヌメヌメしたあれがウヨウヨ動いていたの…気持ち悪くなってさ…
ああ!なるほど、なめくじが大量に出てきたんですね?ちょっと待っててください。

れいかちゃんは嵌めていた軍手を一旦取り、わたしの涙をポケットから取り出したハンカチで拭ってくれると、そばに置いてある園芸用品の買い物袋から何かを取り出し、にこやかに笑って言いました。

顆粒状なめくじ駆除剤ナメトールを散布しましょう。ふふっこれは結構効果があるんですよ〜
な、なんだかすごく楽しそうだね…
だって、なめくじといえば、あのクネクネ動く外道ピエロに似ていると思いませんか?あまりの気持ち悪さに駆除したくなるじゃないですか♪
えっと、れいかちゃんの中ではなめくじ=ジョーカーって事なのかな?
ジョーカーはなめくじ以下ですから、次こそはちゃんと対峙して駆除しなくてはいけませんね…それでは、散布を始めます。


先ほどわたしがなめくじを大量に見つけた場所へと移動したれいかちゃんは、ナメトールをスコップでサラサラと撒いて、これで今日はお開きにしましょうと言って一緒に後片付けをしました。


れいかちゃんはやっぱり頭が良くて何をするにも頼りになるなぁ、わたしなんて何も役に立つことが無いんだもん…
わたしは皆さんと…だけではなくて、みゆきさんと一緒にいられるから頑張れますし、みゆきさんがお手伝いしてくださるおかげで今まで以上に楽しく花壇のお世話ができるんですよ///
れいかちゃん…うん、わたしも楽しいって思ってたんだー///だから、またお手伝いさせてね♪
はい!お願いします///

終わり。