妹LOVE(その2)

学校から帰宅して、やよいちゃんから借りてきた漫画を読もうと、袋から数冊出して表紙を確認していた所、とんでもない一冊が紛れ込んでいました。


え…ぇええーっ///こここ、こけこっこーーじゃなくて…何でこんな本が混ざってるの?!

その本はどんなものかというと、頬を染めた女の子二人が抱き合い、今にも唇が触れそうな程顔を寄せていて、タイトルは「妹LOVE」と書いてありました。

これってもしかして百合漫画って本なのかなぁ…うーん、やよいちゃんは漫画のジャンルはいろいろ持ってるって言ってたけど、まさかね。
(こういう百合の本は気にならないと言えば嘘になるけど、気になるって言ったられいかに気持ち悪がられたり引かれちゃうかな…)

しかし、自分も妹と抱き合ったりキスをしたりしているため、普通の姉妹とは違うイケナイ繋がりであると自覚はしている。
(でもなぁ〜、やっぱ気になるよね…妹に恋をするお姉ちゃんが何をしてそういう関係になるんだろうってさ…)

コンコン…

(れいかがいないうちに少し読んどこうかな、うん、それがいいよね)

わたしはその本を読もうとして表紙をめくったところに、ガチャッと背後の扉が開いてしまったのでした。

ブワッ…///れっれいか!?
みゆき姉さん帰っているじゃありませんか、ノックの音は聞こえてなかったのですか?
ああっ(ゴソゴソ)ゴメンね、ちょっと考え事をしてたもんでさ、ははは〜♪
今何か背中に隠しませんでした?
え、何でわかったの?
姉さんは隠し事が下手ですからわかりますよ。
そっか、バレバレなんだねーっそれは大変だな〜
その、他人事みたいに言える所がある意味凄いところだと思いますね。
そうかな?いや〜褒められると照れるなあ///
褒めてないですから、はい、隠し物を拝見しましょ…って、何ですかこの本///
妹LOVEっていう百合漫画だよ!
妹…らぶ…はぅぅ///
れいかどうしたの!れいかってば〜!


目を白黒させて顔を真っ赤に染めながら漫画を持ってガタガタ腕を震わせるれいかに動揺して、オロオロしてしまうお姉ちゃんでした。