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お饅頭と天使のれいかちゃん

翌日、学校で昨日あった出来事をれいかちゃんに話したところ、彼女からも同様に不思議な体験をしたと聞いて大変驚きました。


れいかちゃんも会ってたんだね、綺麗な青い翼のお姉さんに。
いいえ、違いますよ。
えっ?違うの?
はい、わたしが出会った人達は…


それは、お母様からのお使いも無事に済ませた帰り道、いつものように空腹感に耐え切れず、公園のベンチに腰掛けておやつを食べようとした時でした。

お饅頭をいくつか持って来てよかったです〜これを食べたら元気いっぱい復活しますよ…あら?
おいしそうなおまんじゅうですね♪
はい、とっても美味しいお饅頭ですよ、あなたもお一ついかがですか?
わぁ〜いただいてもよろしいのですか?
どうぞ、お隣に座って食べましょうね〜
えへへっ///ありがとうございます。

その子は私がお饅頭を食べようとした時、ベンチのそばにいつの間にか立っていまして、わたしは自分と同様にお腹を空かせているのだと思い、そっとその子を抱っこしてベンチに座らせると、並んで食べ始めました。

お嬢さんはご近所の子ですか?お母様はご一緒ではないのかしら?
おかあさんと一緒にここにきたのですが、のみものをかいにいってくるからここでおとなしくまっててね、と言われました…もぐもぐ。
それではここで待っていたらお母さんが来てくれるんですね…もぐもぐ。
はい、そうですよ、おかあさま。
んんっ?今何と言いましたか?

ゴメンね〜幸美、お待たせしちゃったね。
あっおかあさんです!
えっ、その方があなたのお母さんです…か?
ふふっれいかちゃんにおやつを貰って食べてたの?
はい、おまんじゅうをいただきまして、とってもおいしかったです♪
そっか、一緒に食べれてよかったね(ヨシヨシ)ありがとうれいかちゃん、娘がお世話になりました。
あの、わたしの名前を知っているという事はもしかしてあなたは…
れいかちゃんにお願いがあるんだけど…これからも''わたしの''ことをよろしくね♪さっ幸美、もう帰る時間だよ。
ぁ、待ってください〜っあなたの背中の綺麗な翼は…ぁ…みゆきさん。


そのお母さんは娘さんをゆきみちゃんと呼ばれていた事と、数分も経たないうち忽然と姿を消してしまったので、わたしは夢を見ていたと思っていたんです。
れいかちゃんとわたしの不思議な体験を繋いで出てくる答えは…
私達はこれから先もずっとずっと大好きを積み重ねて生きていくということです♪
えへへっそうだね、れいかちゃんと歩む道はキラキラ輝いてるよ。
はい〜!


私達は額を合わせて微笑みながら、昼休みの時間を過ごしていました。