あなたとわたしの、初恋ハートはピンク色❼

口に手を当てて赤面したままの状態で教壇を見ると、キョトンとした顔の青木教授と目が合ってしまい、わたしは恥ずかしさからパッと目を逸らして奏ちゃんに視線を戻しました。

みゆきちゃんどうしたの?頬っぺたが真っ赤だけど…
なな、なんでもないよ///

ぁ…
青木教授?どうかしたんですか〜?
い、いえ、何でもないですよ。私は次の教室に移動しますので、それではまた何かありましたら研究室に来てください。
はいはーい。
先生またね〜!


視線で後ろ姿を追いかけると、青木教授は肩を落とし気味に教室から出て行きました。


(先生なんだか急に元気が無くなっちゃったみたい…もしかして、さっきわたしが目を逸らしたから気を悪くしてしまったとか?…違うよね、でも気になるよ)

そんなこんなで、次の時間のガイダンスも始まったが、わたしの頭の中はガイダンスの内容を記憶するよりも、青木教授の事ばかり気になっていました。


みゆきちゃ〜ん、ガイダンス終わったよね?
もしもーし、大丈夫か〜?こらあかんわ、物思いにふけとるみたいやで。
あっあかねちゃん、ちょっと考え事してただけ。
そうなの?
あんたが考えるこというたら、メルヘン世界のお話やろ?
うん…そうだね、えへへ。