あなたとわたしの、初恋ハートはピンク色❻

南野さん、わたしのことはみゆきって呼んでいいよ。
あっなるほど、それじゃあわたしは奏って呼んでいいわよ、みゆきちゃん。
うん♪よろしくね、奏ちゃん!
こちらこそよろしくね。

奏ちゃんと両手を握って改めて挨拶を交わしていると、教壇で数人の生徒に囲まれている青木教授にえーっ!とざわざわ騒ぐような声が聞こえてきました。


本当に教授って彼氏がいないんですか〜?
はい、お仕事の為にずっと勉強ばかりしてきたので、今迄お付き合いはどなたともしていませんよ。
じゃあ俺と付き合いませんか?
バーカ、お前みたいな軽そうな奴に先生がOKするわけねぇだろ!
先生、よかったら私とお付き合いを///
スゲー、女子からも告白されてるし!
あの…皆さんには申し訳ないのですが、今の所どなたにもお断りさせて頂いてますので…ごめんなさい。
えーっ!そんな〜っ!


騒ぐ学生を見た奏ちゃんは、あの先生が生徒にお断りしてるのには、やっぱり本命がいるってことでしょうね、と言ってニヤニヤしていた。

わたしは今朝の出来事を思い出し、青木教授に包まれた体と添えられた人差し指が触れた唇にそっと手を押さえて赤面していました。


(青木教授の人差し指がわたしの唇に触れて…思い出したらドキドキが止まらないよ〜///)