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白馬に乗った小さなプリンスみゆきちゃん⑦

それにわたしは…と素性を明かそうとしたのですが…

待ってみゆきさん!
れいかちゃん?
今だったら、まだ食べられずに済みますから、みゆきさんだけ逃げてください!
そんなのイヤだよ!れいか姫を見捨てて一人逃げるなんてできないもん。
でも…それでは二人共犠牲になってしまうではないですか…
わたしはれいか姫と一緒だったら、どこへ行こうとも怖くないよ。
みゆき王子様…///ありがとうございます。


おいっ何をごちゃごちゃ言ってるんだ?おっ、プリンスの方は一丁前に俺様と戦おうってところか…バカが!!

わたしは腰に付けている護身用のレイピアを鞘から抜き、狼男に向けて構えました。


勝てないかもしれない…でも、わたしは大切な人をこの手で守りたいんだ…はぁあああ!
ふんっそんな細身の剣と小さい体で何ができるんだよ…おらよ!
うぐっ…イタッ…ぐぅぅ…
キャー!!

レイピアで狼男を突こうとしましたが、ひらりと交わして直ぐに、脇腹を足でガツンと叩かれてその場に倒れてしまい、それを見たれいか姫は倒れた私の元に急いで駆け寄って来ました。


みゆきさんもうやめてーっ!
れいかちゃん…これくらい、剣術を学んだ時にやられてるから平気だよ…まだまだ戦えるよ。
みゆき王子様…