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朝の目覚めはもう少しだけ…

このお城の王子様に嫁いでからというもの、朝目覚めたらわたしが日課にしている事があります。

それは、隣でスヤスヤと寝息を立てる愛しい旦那様であるれいか王子様を眠りから覚ますという夫婦にとってはごく普通の朝の光景ではありますが、早起きなタイプではない私にとってはなかなか慣れないもので大変なのです。


よかった…今日もれいか様より早く起きれたよ…ふぅー。

キングサイズのベッドから体をずらしながら抜け出し、カーテンを開けて朝日を部屋に運びました。


良い天気だなぁ、今日も元気にお勉強と王太子妃の御勤めを頑張ります!と太陽に向かって宣言したりしていると、ベッドの方からわたしの名を呼ぶ小さな声が聞こえてきました。


みゆ……みゆき姫…

王子様…

すぐにベッドに戻り、掛け布団をそっと持ち上げると、寝惚け眼のれいか王子様が腕を広げてわたしがそこに入るのを待っていました。


れいか様、もうそろそろお目覚めの時間になりますので…起きないといけませんよ。
もう少しだけ…本日の予定の始めは遅めとなっていますから、お願いします…
れいか様の仰せのままに…


わたしはれいか王子様の腕の中に体を預けると、れいか様は瞳を閉じながら唇を近づけて、私たちの唇は一つに繋がりました。

んん…ふ…はぁ……ぁ///
みゆき姫…もっと貴女を愛したい…身も心も一つになりたいのです…だからもう少しだけ傍に…
わかりました…///優しく抱いてくれますか?
は、はい…もちろん優しくします…///
れいか様…///


朝の日課から時々外れてしまうこともありますよね…ということで、ここからの時間は秘密です。


おわり。