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実家に帰った彼女に想いを寄せて

れいかが実家に帰ってから二日目の晩。

わたしはダブルベッドに寝転び、布団も掛けずにただひたすら天井の照明を見つめていた。


このマンションに住み始めてから退屈だと思った事はほんの僅かだった。
そう、いつも大好きな彼女が寄り添ってくれるのだから、退屈なんてするわけが無い。


ごめんなさい、お母様の体調が良くないみたいなの…わたし心配で…だから…
看病しにお家に帰りたいんだね?
はい…でも、みゆきをしばらく一人にしてしまうのは心苦しいわ。
大丈夫。ごはんも作れるし、洗濯掃除だって何のその、れいかがいなくても大丈夫なんだよ〜だから、行っておいで。
みゆき…落ち着いたらすぐに帰るから…
行ってらっしゃいのキスをするね…



まだ二日目なのに寂しくて…ベッドがなかなか温まらないのは、わたしの心が寒さで冷え込んでいるからなのかもしれないね。