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その温もりの隣なら安眠できます

ぁ、ここは……〜んっ、寝てしまってましたね…


起き上がって体を一度伸ばしてから部屋をチラリと見渡すと、見覚えのある鞄が目につき、ここは彼女の部屋だということが一瞬で理解できた。


わたしはどうしてここにいるのだろうか?

お酒を飲んだ訳では無いのに、頭がふわふわしていて正常に機能してくれない。

それはたぶん今いる場所がわたしの思考を鈍らせているのだ。


わたしが座っている隣には、みゆきさんがコロンと寝転がり熟睡していて、時々寝言でわたしの名を呼ぶから…



れいか…せんせ…だいす……むにゃむにゃ…スースー。


わたしもみゆきさんが大好きよ…わたしの眠り姫。


みゆきさんのベッドで寝てしまったわたしは、このあとご家族にどうお話すればいいのかと悩み始めたわたしとは対照的に、みゆきさんは緩々な顔で安眠していました。