黄瀬兄妹のパロ③

今日はお兄ちゃんの全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会前の練習試合を見るため、みゆきちゃんとれいかちゃんを誘い、お兄ちゃんの高校までやってきました。


あかねちゃんはお家の手伝いがあるから見に来れなくて残念だね。
れいかちゃんは生徒会活動か部活は大丈夫だったの?
はい、今日は生徒会活動は無くて、部活の方はちょっと怪我をした為お休みさせてもらっているんですよ。
肩をちょっと痛めちゃったみたいで、通院中なんだよね。
えぇ!れいかちゃん今日は外出して大丈夫だったの?
はい、日常生活には何も問題は無いので、大丈夫ですよ。
お姉ちゃんのわたしがずっと傍にいるから、平気なんだよね?れいか。
みゆき姉さんは病院にまで着いてきてくださるから、心配性なんです。
だって、大切な家族なんだもん。


お兄ちゃんがもしも怪我したら、わたしもみゆきちゃんと同じように心配性になって、付き添うような気がするな。


お話している間に体育館に着き、観客席がある二階に上がると、私たちと同年代から少し先輩のたくさんの女子生徒が座席に座っていました。


わぁ〜女の子達でいっぱいだねぇ、バスケットボールに関心がある子が多いのかな?
う〜ん…恐らくは、バスケットボールへの関心よりも、バスケ部の男子を目当てに見に来ていらっしゃるのかと思います…
さすがれいかちゃん、察しが良いね。
ああ、なるほどね、やよいちゃんのお兄ちゃんってすごくイケメンでカッコ良いもんね!
みゆき姉さん…(シュン…)

みゆきちゃんの一言でれいかちゃんがシュンとなり、落ち込むものだから、わたしは慌ててフォローをしました。

大丈夫!れいかちゃんがみゆきちゃんの一番の王子様だから、ねっ♪
あっ///はい…そうですよね///


顔を赤らめて照れるれいかちゃんを見るとホッとしました。


あ!見て見て〜アップを始めたみたいだよ。

対戦相手とそれぞれ交互にアップをしているみたいで、わたしのお兄ちゃんはまだその中にはいないみたいでした。


キョロキョロと探していると、入り口から見慣れたチームカラーのユニフォームを着た人達がぞろぞろと入って来るのが見えます。

(お兄ちゃんいたいた!相変わらず涼しい顔してるなぁ)

んっ?お♪やよい!!来てくれたんっすか、やばっ超嬉しいっす。
お兄ちゃん///
手を振ってくれるのは嬉しいんだけど…ものすごく恥ずかしいよぉ。


わたしは座席で縮こまるように顔を隠しました。