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羊羹を片手に、大好きなその手を繋いで(前編)

わぁ〜美味しそうな豆大福ですねぇ…(じーっ…見てるだけでお腹がぐーぐー鳴いてしまいます…)

とある和菓子屋さんの前にふと立ち止まると、団子や大福やお饅頭などがズラリと並んだショーケースをしゃがんで眺めていました。


あら、あなたはもしかして…
あのっごめんなさい!とても美味しそうな和菓子に惹かれて、しゃがんで眺めてしまいました…

ペコペコと勢いよく頭を下げていると、お店の人が優しく声を掛けてくれました。

ふふふっれいかさん、わたしよ。
その声は…こまちさん!ど、どうして和菓子屋さんの店頭にいるのですか?
それはね、ここはわたしの実家の和菓子屋なの。
こまちさんの御実家は、和菓子屋さんだったのですね!それはもう本当に素敵です〜
嬉しいわ、褒めてくれてありがとう♪よかったら豆大福をお一つどうぞ。

目の前に光り輝く豆大福をお皿に乗せて差し出されましたが、わたしはそれを買うお金は持ち合わせていない為、残念ですが頂けません…と首を振りました。
あっ、なるほど…よかったら試食してもらえるかしら?
試食させて頂けるのですか♪で、でも…やっぱり頂けません。


その一つを味わってしまうと、今のわたしでは自制できずに、お使い用に預かるお金に手を出してしまう可能性が極めて高いと思うので、食べてはいけないのです。


(我慢しなければいけません!ここはひとまず気合いです〜)