みゆき王女とれいか王子様の恋物語〜誓いのキス〜後編

れいか王子様の腕に自らの腕を廻して重厚な扉の向こうへ足を踏み入れると、高い天井に響くパイプオルガンの調べに乗せて歩き出しました。



美しい装飾で彩られた大聖堂内は、荘厳で幻想的な雰囲気だ。


ステンドグラスを通した神聖な光に抱かれながら、神父様の前で誓いを立て、わたしと王子様は向き合うと、お互いの左薬指に指輪を交換し、王子様がわたしのベールを上げて、両手を重ねます。


覗き込む艶やかな瞳には、わたしの姿だけを映していて…その姿は初めて見る様な、知らない未知の世界に触れ、不思議な感覚を憶えるのだった。


誓いのキスを交わしてくださいという神父様の言葉を受けた私達は、ゆっくりと顔を近づけていき、そっと触れ合う口づけを交わしました。


みゆき姫、わたくしは貴女を愛しています…この想いを受け取ってくださいますか?
わたしの愛するれいか王子様…///はい、喜んで。


華やかなフラワーシャワーを浴びながら大聖堂の通路を並んで歩くと、たくさんの笑顔と拍手に囲まれる至福のひとときに、喜びの笑顔の花が咲き誇りました。