大好きな気持ちを一つに

事の発端はというと、やよいちゃんとのトーク中に出てきた話題だった。
世の中にはわたしが今まで知らなかった物が山のように存在していたみたいで、話をしているうちに興味が湧き、勢いだけで購入してしまった。


寝室にて、ネット通販で届いた個包の中身を確認し終えると、夕飯後の後片付けをしているれいかの隣に立った。


れいか、あのね…ちょっぴり頼みにくいお願いをしてもいいかなぁ?
改まってどうしたの?もしかして課題を代わりにやって欲しいとか?
ううん、そういうのじゃなくてさ…たぶん怒るかなって頼みごとなんだけど…
なぁに?怒らないから言ってください。
あ、あのね…ぅぅ///
みゆきの頼みごとなら喜んで聞くわ、だから教えて。

食器を洗う手を止めて、手を拭いてからわたしの肩に手を掛けて優しく覗き込むれいかに罪悪感を覚え、震えてきてしまった。

…れいかちゃんごめんなさい!
どうして謝るの?みゆきは悪い事をしたの?
悪い事というか…実は…コレを買ったんだけど///
えっ?!コレは一体何ですか??
あ、あだるとぐっずです///
ちょっと見せてください、うーん…この形はもしかして…

あだるとぐっずを手に取りまじまじと見入るれいかに、わたしは羞恥心でいっぱいになった。

やよいちゃんとこの前お話してて、教えてもらったの。…女の子同士でラブラブ仲良くできるグッズらしいんだけど…やっぱりダメだよね///返品するよ。

グッズをれいかから受け取ろうとするが、ふんわり微笑みを浮かべて片手で止められてしまう。


いいえ、構いませんよ。みゆきが望むならわたしは試してみてもいいわ。
れいかちゃん///ホントにいいの?
痛かったらすぐ止めますから、それだけ守ってくれるならいいわよ。
わかってる、わたしも痛いのは嫌だから、じゃ…じゃあお風呂に入って寝る準備ができたら試してみよう。
わかりました、では食器を片付けるからお風呂をお願いしますね。
はーい。


お風呂から上がり、ドライヤーで髪を乾かしてあげるとわたしの髪も同様に乾かしてくれた。

愛し合う日はお揃いのパジャマを着て気持ちを高めるのが密かな決まりごとになっているため、わたしのピンク色を着ているれいかに愛しさが溢れてきます。