ジャケットを抱き締めて

ふしぎ図書館の椅子に置いてあるジャケットが目に入ってきた。

(ぁ…このジャケットはみゆきの物よね)
周りをちらりと見渡し、誰もいないことを確認する。

(誰もいませんね、今なら大丈夫…)

手に取ったジャケットを抱き締めて、匂いをクンクンと嗅いでみると、大好きなみゆきの優しい香りと心地良さにうっとりしました。

(この香りが大好き…甘くて心地良くて癒やされるの)


スンスン…ぎゅっ…ふわぁ///

れいかちゃん…

クンクン…みゆきの香りが好きよ…

ありがとう///わたしもれいかちゃんの香りが好きだよ。

ぁ…きゃー!いつからそこにいたの?
れいかちゃんがわたしのジャケットを抱き締めてうっとりし始めた辺りだけど。
ほぼ初めからじゃないですか…///恥ずかしいわ。
わたしは嬉しかったけどなぁ、そうだ!れいかちゃんに羽織ってもらえたらもっと良いかもしれない。


みゆきにジャケットを掛けてもらい、背中から包まれる時間をしばらく過ごしました。


これで二人の香りが混じり合ったジャケットになったよ。
ジャケットだけじゃなくて…わたしは直にみゆきと交じり合いたい…
うん、お家に帰ってからね。