れいかの恋、頑張ります!

みゆきさんの下駄箱の中にお手紙を入れてと…

教室へ向かう足取りは、いつも通りゆっくりと穏やかだ。
クラスメイトや顔見知りの同級生に挨拶をして、自分のクラスの扉を開けて中へと入っていった。


(みゆきさんはラブレターを読んでくださったでしょうか?)


直接想いを伝える勇気が無くて、恋文というカタチで好きな人への想いを伝える事にしたのだが、なかなか進展の兆しがみられないのはどうしてだろう…

お昼休憩時にクラスメイトから星空さんが来てると教えてくださり、わたしはいそいそとみゆきさんが待つ廊下へと向かった。


れいかちゃんこんにちは!今朝の手紙ありがとね〜これお返事だから後でゆっくりできる時に読んでね♪
あ///あの、みゆきさん、はいぃ///
ふふっじゃあまた放課後ね!


バイバイと手を振ってクラスに戻っていくみゆきさんとは、高校では残念ながら1組と7組という風に、組が離れてしまったのだ。


中学時代は卒業まで皆さんやみゆきさんとずっと一緒にいられて、心の距離が縮まったというのに、少々残念ですがこればかりは仕方が無いことです。

だからこそ、唯一一緒にいられる放課後が、日々待ち遠しくなっていたのでした。