読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

尊敬する存在を追いかける人と見守る人

綺麗なお花のつぼみさん、お水を吸ってすくすく成長してね〜♪

学校の花壇で水やりをしてお花に話しかけているところに見知った顔の女の子が近づいてきました。


おはようございます、青木先輩。
おはよう、えっと、寺田さんだよね?
はい!いつも副会長にはお世話になっております。
こちらこそ姉がお世話になってます。

ぺこりと頭を小さく下げる寺田さんに、わたしはふんわりと微笑みました。


今日の朝の水やりは副会長ではないんですね…
うん、れいかお姉ちゃんは昨晩から体調を崩しちゃって、今日は学校をお休みするから、わたしが代わりに水やりをしに来たんだよ。
そうだったんですか!?副会長、大丈夫なのでしょうか…?
お母さんが病院に連れて行くって言ってたからたぶん大丈夫だよ。
お大事にとお伝えしてくださいね。
うん、きちんと伝えておくね。ありがとう。


しばらくの間、水やりをしながら寺田さんと花壇でお話をしていました。


綺麗なお花がいっぱいの花壇だよねぇ、さすがれいかお姉ちゃんって感じだなぁ…
みゆき先輩も副会長の代わりに早起きをして水やりに来ているのですから、とても良いことをしているじゃないですか。
う〜ん…そうなんだけど、わたしにはお姉ちゃんみたいに秀でた部分が全然ないから、いつも背中を追いかけているだけのちっぽけな存在なんだよね…あっゴメンね!変な話しちゃったかな。

苦笑いで片手を振って、今言った事は忘れていいからね、と言いました。

いいえ、変な話なんかじゃないです。みゆき先輩は誰にでもどんなことにも本当にお優しい人なんですね、わたしは副会長もみゆき先輩も尊敬していますよ。
そそそんな尊敬される所なんて何も無いから…///
でも、この花壇のお花も、それにわたしも先輩が一生懸命に頑張っている姿を見ていますから…だから自信を持ってくださいね。
寺田さん///えへへ、ありがとう。
どう致しまして♪


ふにゃっとニコニコ笑顔で手を振り、校舎に歩いていく寺田さんを見送った後、わたしも後片付けをして走って校舎に向かって行くのでした。


れいかお姉ちゃんが今晩元気になったら、今日あった出来事をお話しようっと♪


おしまい。