夢の中に囚われのお姫様(11)

(みゆきさんはあの日のことを…わたしが留学をお断りした日のことをずっと思い悩んでいたというのですね…)


れいかちゃん…わたし、わたし…
ずっとわたしの傍にいてくださいますか?
いるよ…れいかちゃんが望んでくれるなら、ずっと傍にいるから…


(みゆきさんを夢の中に捕らえているのは恋人である[わたし] だったなんて…)


どうすればいいのか、頭を抱えて最善策を考えますが、今の冷静でいられない状況では思いつく筈もなく、教室内での愛を囁き合う言葉を聞くたび、胸が痛み続けるのだった。


あれ…?れいか、そんなとこに座ってどうしたの?


ぁ…しまった…