刻まれた氷の傷と記憶(後編)


ビューティ…

ハッピー…!?

高く上げた氷の剣を振り下ろす瞬間にジョーカーの姿からハッピーの姿に変わっていて、斬りつける寸前のところで剣を止めました。

ビューティ闘って!!

ハッピー…わたしは貴女をもう傷付けたくないんです…貴女を斬るなんて絶対出来ないわ…
わたしの肩には確かにビューティから受けた傷が残っているよ、でもわたしには憎しみも痛みも無いんだよ…だからお願い、ビューティ闘って!辛い過去を乗り越える為にその氷の剣でこの体に刻まれた氷の記憶を断ち切って…


ハッピーの声に愛しきみゆきの姿を心に思い浮かべながら、道を切り開くためわたしは前を見据えて氷の剣を重ねて弓へと変えた。


ビューティさん…あなたはそれでよろしいのですか?

わたしの過ちは記憶からも起こってしまった事実からも消すことは出来ません…ですが、わたしは逃げずに闘います…今度こそ愛する人を守るため、ジョーカーの呪縛を撃ち抜いてみせます!


再び渾身の力を込めて、わたしはブリザードアローを構えました。


次こそは絶対に外しません…ビューティブリザードアロー!!!

おのれぇ…キュアビューティ…ぐわぁあああ、んぎゃー!!



……か…!

・・・・

れいか…!
…み…ゆき、ぁ…