青いハンカチと運命の出逢いに導かれて❼

学科ガイダンスが終わり、教授と准教授がそれぞれバラバラに退室していくと、生徒もそれぞれに仲間内でお話したり、今後の相談をしようと教授に話しに行ったりと様々に動く中、わたしもついさっき仲良くなった隣の席に座っていた女の子とお話をしたりと、しばらくその講義室に留まっていました。


やっぱりあの美人教授が大人気みたいね。
えーっと、青木れいか教授だったよね。
そうそう、うちの学科の子だけじゃなくて違う学科の子達にも囲まれてるみたいだからすごい人気よねぇ。

教壇を見るとお姉さんの周りにはたくさんの男女の生徒が我れ先を争うかのごとく、おしゃべりをしようと群がっているのが見えました。


星空さんも気になるの?
うん…青木教授に入学式の時にハンカチを借りたから、きちんと御礼を言わなきゃいけないなぁって思ってるんだけど、あれじゃあ近づけないよね。
へぇー、ハンカチを借りたんだ、御手洗いの時?
ううん、躓いて怪我した時に差し出してくれたの。
ふふっ星空さんって壮大に躓きそうな子に見えるから、あの教授はきっと入学式の日はそういう子が必ず出てくると予想してたのかもねぇ…
え、そうなの?!って、ドジなのが一瞬でバレてるし…
まあまあ、ドジなのも可愛らしくてわたしは好きよ。
うー///南野さんは優しくてしっかり者でおしとやかに見えるからいいなぁ。
ふふふっありがとう。


南野さんとお話をしてたら結構な時間が経っていたみたいだが、お姉さんの周りは相変わらず人集りができていました。