初めて買いに行った日⑶

申し訳なくも少しだけ言葉に嫉妬心が含み、声が低くなり冷たさを帯びていると、自分でもそれだけはよく分かりました。
わたしはみゆきさんを素早く隠すように抱きしめて、役員の二人に退室を即しました。


慌てて生徒会室から出て行く二人と、極限の恥ずかしさに耐えられなくて涙目で抱きつくみゆきさんが目にしっかりと映っていました。

お二人はもう出て行きましたので大丈夫ですよ。
全然大丈夫じゃないよぉ〜…ぅぅー///バッチリ目があったからあの男の子に見られちゃったよね…
倉田君には見たこと全て忘れるように生徒会長の指導を受けてもらいますから、大丈夫です!
ホントかなぁ…あの…とりあえず制服の上半身を着てもいいかな?
わたしが着せてあげますね。

みゆきさんに制服を着せてあげると、再び向き直り、相談に対する御答えを返しました。


みゆきさん、ブラジャーを一緒に買いに行きませんか?
ぇ、何でブラジャーなの?


くりくりの目をもっと真ん丸に見開いたみゆきさんがすごく愛らしくて、抱きしめたいと思いましたが、さすがにブラジャーの話の流れで抱きしめてしまったら変な人だと思われそうなので、踏みとどまりました。