お目覚めはまだ先みたいだね

ベッドの上で体を寄せ合いながら眠り、目が覚めると愛しい君の横顔にドキドキしてそっと片手を伸ばして頬に触れる。

温かさとふわふわとした柔らかさにうっとり心惹かれて、唇を押し当ててみた。

まだ目覚めは先なのだろう。


起きてお手洗いに行き、顔を洗ってから再びベッドに戻ると寝返りを打って反対側を向く君に少しばかり不満に思ったが、ベッドに座ってからしばらく考え事をしながら背中を撫でると、くすぐったいのか身をよじる姿に笑みがこぼれた。


もう少しだけ寝かせといてあげるね。愛してる、六花…