愛しき君を忘れるよ

…ハッピー…ハッピー起きてよ〜
んん''ー、あと五分…
お願い起きて!
ん?ふぁあ〜ぁ…ちょっと何時だと思ってるの?まだ夜中の三時だよ…って!何であなたがわたしの布団の上に乗ってるのさ!?襲いにきたってわけ?


真夜中の静寂が訪れている唯一の安心できる時間になんと思わぬ訪問者がやってきた。

突然来ちゃってゴメンね、今日はハッピーに頼みがあってきたの…


深刻な顔をした青木みゆきがわたしの布団の上に跨がりわたしを見つめていました。
頼み?はぁ…そういうの面倒だから他を当たってよね、バイバイお休み!
わたしの思い出を…れいかちゃんとの記憶を消して欲しいの…
何言ってるの?そんな記憶を消す力なんて無いに決まってるでしょ、馬鹿も休み休み言えって感じだよ…
わたしを不幸にできるハッピーなら、記憶をぱぁーっと消すことくらい容易いんじゃないかな?
…はぁー…それで忘れたい理由は何よ。
わたしがれいかちゃんを忘れてしまったらもう関わらなくなるから、れいかちゃんもお姉ちゃんも苦しめなくて済むと思うの…身勝手だと分かってるよ、でも…

わかった。ただし、どうなっても知らないよ!自己責任で全部あなたが全てを背負うんだよ。
うん、大丈夫、これでいいんだ。


二人で静かに部屋から出て、お家の外に距離を置いてキュアハッピーを立たせるとわたしは手をハート型に構えて力を込めた。


それじゃあいくよ、バッドエンドシャワー!!!

(これでいいんだよね…れいかちゃん、ゴメンね)

ひとすじの涙を零しながら青木みゆきは、その場にバタッと倒れた…



the next chapter…?