クラス委員の彼女とわたしと

クラス委員のお仕事でテキパキと動く彼女をわたしはずっと目で追いかけていた。

黒板を綺麗にして、宿題のノートを回収し、クラスメイトの悩み相談も受けたりと大忙しだ。


黒板掃除なんて日直にやらせたらええのに、ホンマ律儀な姉ちゃんやな。
れいかお姉ちゃんは仕事が早い上に綺麗に掃除しちゃうから、きっとみんな信頼してるんだよ。
信頼って言うより任せ過ぎや思うけどなぁ…
でも、嫌な顔せずに普通にこなしているから、すごいなっていつも思うよ。
そういう性分なんやろな、れいかは。


前の席のあかねちゃんとお話しながらも、瞳は彼女に釘付けだった。

ふと目が合うと、和かに微笑みを浮かべるお姉ちゃんと暫し見つめ合う。


小さく手を振ると、控え目に小さく手を振り返してくれたことが嬉しく思い、照れ隠しにあかねちゃんの背中をぽんぽん叩いていると、わかったからやめい!と、ちょっと呆れる様にあかねちゃんのチョップが頭にぽんっと直撃しました。


目を見開いて驚き顔のお姉ちゃんはチョップを受けた頭は大丈夫か?というジェスチャーで聞いてきたから、全然平気♪とピースサインを送っておきました。