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ワンにゃんパニック(ダブルデートをしましょう)⑸

れいかちゃんには大好きなお花の柄にピンク色の首輪にしようね♡
大好きなみゆきさんの色ですにゃ///(これを身に付けたら、みゆきさんはたくさんウルトラハッピーになれますよね)

六花にはあたしモチーフのハートをあしらったデザインに水色の首輪で決まりだね!
へぇーなかなかオシャレな物もあるのね〜わん…マナがあたしの為に選んでくれたから、特別に身に付けてあげるわん///


お互いの相手と自分の名前を入れてもらい、首輪を買い終えてペットショップから出ると、わたしもみゆきさんにお返しがしたくて、六花さんを連れてアクセサリーショップに入り、二人に似合いそうなピンキーリングをそれぞれに買ってから、休憩所でジュースを飲んでいるお二人の元に駆け寄るようにぽてぽてと走って行きました。


りっかわんなんだか嬉しそうだね〜何を買ってきたの?
内緒だわん、あとのお楽しみね…わふわふ

み、みゆきさん…あの、わたしお手洗いに行きたいのですが…にゃう///
じゃあ着いて行くね、マナちゃんりっかわんちゃん、れいかちゃんとお手洗いに行ってくるね。
はーい!ここでのんびりと待ってるからごゆっくりどうぞ〜


トイレの個室に入り、用を足した後に、わたしは重大な問題に気がついてしまいました。

どうしましょう…手袋をしたままの猫の手ではトイレットペーパーが上手く丸めることができないですにゃ…
うー、う〜ん!猫の爪に引っかかっていて、手袋も取れませんにゃー!どうしましょう、どうしましょう…ふにゃぁ(涙目)


おそらくはもうトイレから出ているであろうみゆきさんにヘルプを出さないといけない状況ですが、今のこの状態をみゆきさんに見られてしまうのは羞恥心でいっぱいなのと、嫌われてしまうのではという不安がのし掛かってきていました。


れいかちゃん大丈夫?不自由なおててだから、もしも困ってたら教えてね。


パニックを起こし泣いても焦っても解決はしないため、個室の外から控え目に声を掛けてくれる優しい恋人さんに頼る事を決めて、みゆきさんにヘルプを出すため、腕を伸ばしてカギをガチャッと開けました。


ぁ…あの…みゆきさん…すごくお恥ずかしいのですが、ごめんなさい…にゃん。
大丈夫、トイレットペーパーが上手く丸められないんだね、任せて♪


まず、わたしの手袋を取り、そのあとはペーパーを丸めると、拭き取りやすいように手にきちんと持たせてくれました。

後ろを向いて待ってくださるみゆきさんの背中に、わたしはありがとうの気持ちが胸いっぱいに広がるのでした。