読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

着いて来たキャンディさん(7)

帰りはこの大量の荷物との闘いかぁ…

みゆきくんはげっそりした顔でお米の袋を持つと、重いよぉ〜うぅー…と唸っていました。
ぼくは最後までお手伝いしますよ。
ありがとうれいかく〜ん♪優しいれいかくんに比べてキャンディは…パフェとケーキを食べて元気なんだから、軽いティッシュくらい持ってくれたっていいんじゃないかな…


キャンディさんは相変わらず、くまのリラックーマンだけを持ち、スタスタとぼくとみゆきくんの数歩前を歩いています。

それにしても、みゆきくんはお母様から頼まれたおつかいを引き受けて、きちんとこなしているから偉いですね。
そうかな〜?普通じゃないかな?
そうでもないですよ、頼まれた事やおつかいをほっぽり出してゲームセンターに行ったり、友達とスポーツしたり遊びに行く子が大半ですからね。
ああ、心当たりは数人あるなぁ。
特になおは昔から、なおのお母さんが気がつかないうちにサッカーボールを持ってサッとお家を飛び出す人なんですよねぇ。


その姿を目撃した時のことを思い出してクスッと笑っていたら、みゆきくんが何とも言えない複雑そうな顔をしているのが見えました。

なおくんかぁ…幼馴染ってなんだか羨ましいな。一番の仲良しって感じだし…
みゆきくんもキャンディさんとは幼馴染ではないのですか?
お母さんの友達の娘さんなんだけど、うちに初めて遊びに来たのは引っ越してきた後辺りくらいだったんだよ。
そうだったんですね、でも結構何年もお付き合いがある様に見えますよね。
キャンディのお兄ちゃんとはよく遊んでいたから、それで親しくなるのが早かったんだと思うよ。


話し込んでいるうちに、みゆきくんのお家の近辺まで早々と来ていました。


キャンディ!どこまで行っていたでござるか?

お兄ちゃんクルーっ!!
キャン…ぐはっ!?


キャンディさんが走ってきたポップさんにバーン!!と腕がぶつかるように飛びついた為、ポップさんはキャンディさんからのラリアットを受ける形でその場に倒されてしまいました。