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みゆきおねえちゃんと駄菓子屋さんへお買い物

わぁ〜おかしがいっぱいでえらぶのにまよってしまいます。

小さい頃、お小遣いをお財布に入れて、みゆき姉さんとお菓子を買いに駄菓子屋さんまでよく行っていた事を思い出しました。

れいかちゃんはきまった?
みゆきおねえちゃん、まだなの…
だいじょうぶだよ、ゆっくりきめていいからね。
うん!


みゆき姉さんはわたしがよく迷ってから購入する事を知っている為、決まるまで毎回気長に待ってくれていました。


マーブルのプチプチチョコレート、あめだま、ラーメンスナック、フエラムネ、カットヨッちゃん、ぷくぷくのたいやき…
これでおかいけいをしましょう。


駄菓子を見ながらわたしを待ってくれている姉さんの元にトコトコと近づきます。

おねえちゃんおまたせしました。
わぁ、はやかったね!それじゃあおばちゃんにわたそうか。


駄菓子屋さんのおばちゃんとは私たち姉妹は顔馴染みで、いつも優しくお話をしてくれる方なので二人共懐いていました。

こんにちは、はい、れいかちゃんからお会計しましょうね。
おねがいします。

ぺこりとお辞儀をすると、おばちゃんが頭を撫でてくれます。


えーっと…あと五十円足りないわね、何か減らそうかな?

たりないのですか…えとえと…

お財布を確認しても一円玉が三枚しか残っていなかったので、どうしようかと悩んでしまいました。

どれだけ考えても、どれも減らしたくなくて、涙が込み上げてきてしまいました。


ぅぅ…おかし、へらしたくないです…

れいかちゃん、はいっ、ごじゅうえんあるからこれでかえるね♪


みゆき姉さんが五十円玉をおばちゃんに渡してくれました。

みゆきちゃんありがとう、じゃあみゆきちゃんもお会計しましょう。
うん、これひとつなしでいいです。
はい、分かりました。


二人で駄菓子屋さんを出ると、来た時と同様に手を繋いでお家まで帰ります。


おかしかえてよかったね♪
うん、よかったです♪


姉さんは嫌な顔一つせず、わたしが笑顔でお買い物ができるようにと、いつも後でお会計をしてくれている事に気が付いたのは、もう少し大きくなってからでした。