危険なチョコレートのお返しをしましょう!中編(悪魔と天使)

薔薇のチョコレートが完成しました☆
すごーい!食べるのが勿体無いくらいの芸術品だね。
お一つ食べますか?
うん♡あ〜
はいどうぞ。
んっ♪薔薇のような華やかな見た目と口当たり、良いなぁ…でもこの体じゃ……

みゆきさんはキッチンの椅子に腰を降ろし、悪魔の羽を休めるように瞳を閉じてしまい、感情が読み取れなくなってしまいました。

みゆきさん…わたしがずっと傍にいて支えますから、愛しています。
れいかちゃん、ありがとう。

椅子に座るみゆきさんをゆっくりと抱きしめてから、唇を合わせてわたしの愛が届くように想いを込めました。



プレゼントも出来上がりましたので、それでは行って来ます。
うん、行ってらっしゃい。


みゆきさんに見送られてやって来た場所は、青木姉妹さんの御宅です。

えーっと、ここはどなたのお部屋でしょうか?
がらがら…
ん?れいか、僕に何か用事かい?

お兄様?!あの、その…いえ、申し訳ありません!お邪魔しました。

れいか?


青木姉妹さんのお兄様のお部屋から素早く出ると、自分の部屋がある場所に向かうことにしました。


…ごほん、失礼致します。
襖を開くとそこには何と!?

お姉ちゃん…ぁ///まだ晩御飯の前だから…んっ♡だめなの…
みゆき、可愛い愛しいわたしのみゆき…晩御飯より貴女を食べたいんです、わたしに貴女の愛を(カラダを)ください…


れいかお姉さんが妹みゆきさんを押し倒して、上着をズルズルとたくし上げた格好で抱き合っているという甘い光景を目撃してしまいました。

あわわわ///えっちの最中に失礼しましたぁ!

素早くピシャリと襖を閉めて、反対を向いてその場に座りました。


(青木姉妹さんは仲が良くてラブラブでしたね///どうしましょう…出直すにも本棚を通らないといけないのですよね…みゆきさんのお部屋はお隣でしょうか?)


しばらく座ってどうしようか考えていると、背後の襖が遠慮がちに開きました。

こんな所で待たせちゃってごめんね!お姉ちゃんは落ち着かせたし、もう平気だから中に入ってください///
あっはい、お邪魔致します。


部屋に入ると、れいかお姉さんが左頬に平手打ちのパーの痕を赤々と残し、正座して落ち込むように頭を垂らしておりました。