カステラ泥棒と天使さん

午前中の用事も終わり、休憩しようと温かいお茶とカステラを用意して、お家の小さな日本庭園を見ながらゆったりと食べようと思い、縁側に腰掛けました。


お祖父様からお土産に頂いたカステラですから、上等品だと思われます。

美味しそうなカステラです〜それではお手を合わせて頂きます。


わたしがカステラにフォークを刺した時でした。
空から黒い影がバサバサと急降下して、わたしの頭に向かって飛んで来ました。


カー!カーッ!!
ひぇ〜カラスさんです、イタタッやめてください〜頭の輪っかはお菓子ではありませんよぉ…
突然やって来たカラスに頭をコツコツとくちばしで突かれて、右往左往と振り払うように腕を回していると、一瞬だけ仰け反ったと思った途端、カステラをパクリと咥えて一目散に飛び去ってしまいました。


わたしのカステラが!!そんなぁ…ううっ…えーんっ…カラスさんに奪われてしまいました…

仕方が無いので、温かいお茶だけ飲んで休憩時間をガッカリしながら過ごしました。
最後の一切れでしたのに…(パタパタ…しょんぼり)